職場とかでなんとなく「相談しやすい上司」と「相談しにくい上司」っていますよね。
ではその相談の「しやすさ」と「しにくさ」の違いについて考えたことはありますでしょうか?
日々の業務を円滑に進めるためには、上司とのコミュニケーションが欠かせません。しかし、上司によってそのやりやすさには大きな差があると感じている方も多いことと思います。
ボクも上司との関係や報連相で悩んだこともありました・・・。
本記事では、相談しやすい上司と相談しにくい上司の違いを簡単に解説していきます!
今思い返すと、やりづらい上司とか癖つよな上司とか、色々いたなあ・・・
相談しやすい上司とは?
まず、「相談しやすい上司」とはどのような人物像なのでしょうか?ここでは、その特徴をいくつか挙げてみます。
1. 傾聴力が高い
相談しやすい上司は、部下の話をしっかりと聞いてくれる姿勢を持っています。話を遮らず、相手の言葉に耳を傾けることで、「この人なら話しても大丈夫だ」と安心感を与えてくれたりします。
2. フィードバックが的確
部下の相談に対して、適切で具体的なアドバイスを提供するのも、相談しやすい上司の特徴です。抽象的な意見ではなく、行動に移しやすい提案をしてくれる上司は信頼されます。具体的な方法までフィードバックしてくれるとかなり下についたものとしてはやりやすいですよね。
3. 感情的にならない
部下が失敗や悩みを打ち明けた際にも、感情的にならず冷静に対応する上司は、相談しやすいと感じられます。叱責や過剰な感情表現を避けることで、部下が話しやすい雰囲気を作り出してくれます。
4. プライバシーを守る
相談内容を他人に漏らさず、守秘義務を徹底する上司は信頼を得ます。部下は「自分の話が外部に漏れない」という安心感があると相談しやすくなります。しっかりと話を聞いてくれても他で相談事を漏らされても嫌ですよね・・・
相談しにくい上司とは?
一方で、「相談しにくい上司」にはどのような特徴があるのでしょうか?ここでは、その典型的な例を紹介します。
1. 話を聞かない
部下が話している途中で話を遮ったり、自分の意見ばかりを押し付ける上司は、相談しづらいと感じられます。「話を聞いてもらえない」と感じると、部下は相談を避けるようになります。
なんだかんだこういう上司って多い気がします。頭の中にある「こうだろう」みたいなことを頭ごなしに行ってきて、部下の話を意外と聞いていないんですよね。
2. フィードバックが曖昧
相談に対して曖昧な答えや抽象的な意見しか返さない上司は、部下にとって頼りにくい存在です。具体性に欠けるフィードバックは、問題解決に繋がらないことが多いです。
結局どうしろってこと?ってなってしまうと八方ふさがりになってしまったりします。
3. 感情的になる
部下の失敗や悩みに対して怒りや批判を露骨に表す上司は、相談しづらいと感じられます。「怒られるかもしれない」という恐怖感が、部下の口を閉ざしてしまいます。
4. プライバシーを軽視する
相談内容を他人に漏らす上司は、部下の信頼を失います。一度信頼を損なうと、再び相談するのは難しくなります。
相談しやすい上司と相談しにくい上司の違い
では、「相談しやすい上司」と「相談しにくい上司」の違いを整理してみましょう。
1. コミュニケーションスタイル
相談しやすい上司はオープンで双方向のコミュニケーションを重視します。一方、相談しにくい上司は一方的な指示や自己中心的な態度を取りがちです。
やはり単純にコミュニケーションをとりやすいというのが最重要な気がしますね!
2. 信頼関係の構築
相談しやすい上司は部下との信頼関係を築くことに長けています。逆に、相談しにくい上司は信頼を得る行動が不足していることが多いです。
この人に何言っても無駄だなと思われると、上司としては終わりというか、相談されなくなってしまいますね。
3. 問題解決能力
相談しやすい上司は部下の問題を的確に把握し、解決策を提示する力があります。一方、相談しにくい上司は問題解決に消極的だったり、適切なサポートを提
頼りない上司やそもそも仕事ができない上司には、相談しても意味がなさそうなので、結果として相談はしなくなりますね。
4. 部下への配慮
相談しやすい上司は、部下の気持ちや状況に配慮しながら接します。一方で、相談しづらい上司は部下の気持ちを軽視することがあります。
相談しやすい環境作りのコツ
上司だけでなく、部下側も相談しやすい環境作りに協力することが重要です。ここでは、そのための簡単なコツをいくつか紹介します!
1. 自分からコミュニケーションを取る
上司に話しかけるタイミングを意識して、自分から積極的にコミュニケーションを図りましょう。ちょっとした雑談から始めるのも効果的です。
日々の関係づくりが重要です!
2. 質問を明確にする
相談する際には、質問や悩みを具体的に伝えることが大切です。「何を解決したいのか」を明確にすることで、上司も対応しやすくなります。
相談する側のスキルも大事ですよね。何を聞きたいのか、何のための相談なのかを明確にして、相手の仕事の手を止めて話を聞いてもらっていることも少し意識しておくと良いと思います!
3. 上司のスタイルを理解する
これもかなり重要な点ですね。それぞれの上司には独自のコミュニケーションスタイルがあります。その特徴を理解し、適応することで相談のしやすさが向上します。
上司の仕事スタイルも色々なので、この作業の時は集中して進めたいだろうな、とかであれば、作業が途切れそうなタイミングを狙うのも良いと思います。
まとめ
「相談しやすい上司」と「相談しにくい上司」の違いは、主にコミュニケーションの質や信頼関係にあるようですね。
部下が安心して相談できる環境を作るためには、上司側の配慮が欠かせませんが、部下自身も積極的に関与することで、より良い関係を築くことができます。
ボクもですし、みなさんも部下の立場であったり、もしくは誰かの上司であったりもすると思います。
職場のみんなにとって少しでも仕事をしやすい環境を作って、職場全体で相談しやすい雰囲気を育むことが、業務の効率化やチームの成長につながっていくと思います!
なかなか簡単なことではないですが、少しずつ意識して職場環境を改善していけると良いですね!
みなさんが良い上司、部下に恵まれることを祈ってます!!
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