【Notion】NotionAIでできること 料金や使い方まで、気になる機能使ってみた!

NotionAI使ってみたトップ画像 IT

最近世間では「ChatGPT」が話題となっていることもあり、かなり「AI技術」自体への注目度が上がっていますね。そのような中、Notionにも「NotionAI」という機能が追加されました。

Notion内でも今話題のAI技術に触れられるということで、NotionAIに関しては全くの未経験の僕がざっくりいじってみようと思います!

今回はほぼ前知識なしでざっくりと触ってみるというレベルになります。機能に関しても、初見で気になったところをとりあえず使ってみる、というような感じになると思いますのでその点はご了承ください。

NotionAIでできること

そもそも「NotionAI」とはどのような機能なのでしょうか。

Notionについては知っている方がほとんどだと思うので、詳細な説明は割愛しますが、Notionはメモなどを管理できるウェブアプリケーションで、「すべての作業を一か所に」とうたっていることからもわかる通り、メモにとどまらず様々な機能を持った結構万能なアプリケーションです。

以前にNotionのデータベースについての記事も書いていたので、ぜひこちらも合わせて読んでいただければと思います。

そしてそんなNotionの一つの機能としてNotionAIというAI技術を利用した機能がリリースされました。

NotionAIではChatGPTのように色々文章の要約とか、翻訳とか様々なことをAIに任せて作業させることができるようです。

そんな多機能なNotionの中の機能ということで、普段Notionを利用してメモなどの管理を行っている方には、使いこなすことでさらに作業の効率を上げることが可能となるのではないでしょうか。

NotionAIの使い方

まずはNotionAIの使用方法をみていきましょう。

正直、僕自身も前知識もなく手探りだったのですが、すぐに分かりました。

Notionで無題のページを新規で作成するとメニューの中に「AIを使用して文章を作成…」とありました。ここをクリックしてみましょう。

NotionAI初期表示画像

何やら色々とAIのメニューが表示されました。

NotionAIのメニュー画像

ここから色々な操作をNotionAIに依頼していくみたいですね。

ざっと見た感じでも面白そうな機能がありますね。「SNSの投稿」や「エッセイ」というものまで、なかなか幅広い用途に使えそうな気がしてきます。

活用例①:ブレインストーミングの利用

ブレインストーミングのイメージ画像

それではまず最初にメニューの一番上にある「ブレインストーミング」を利用してみます。

さっきも確認した以下のメニューの一番上の「アイデアのブレインストーミング…」ってやつですね。

ブレインストーミングの利用画像

クリックしてみます。

ブレインストーミング初期画像

クリックすると、何に対してブレストするんだい?とAIに聞かれました。

ここに指示を書いていけば良さそうですね。

とりあえず日本経済の今後についてを聞いてみた

特に何もネタは用意していなかったので、適当に日本経済について聞いてみました。NotionAI君はどのように考えているのでしょうか。「日本経済の今後について」と聞いてみましょう。

NotionAI_ブレインストーミング質問画像

結果は以下の通り。おー!AIが色々なことをリストで挙げてくれました。課題感って感じなのでしょうか。なにやら(実現が)難しそうなことが並んでいますね・・・。

NotionAI_ブレインストーミング質問返答画像

そして、さらに下にメニューが表示されていて色々選べるようです。

では次に深堀りっぽいことをしたいと思ってこんな感じにリスト化を要望してみました。

NotionAI_ブレインストーミング_リスト化画像

それらの実現に向けた解決策をくれたりしないかな。

すると結果は以下の通り。

NotionAI_ブレインストーミング_チェックリスト結果画像

最初の結果がただチェックリスト化されただけになってしまいました。(笑)

これはなんか僕自身のやり方というか使い方がちょっと良くなかった気もします。まだNotionAI君と仲良くなれていませんでした。

とりあえず、ブレインストーミングはこれくらいにして、メニューの「完了」をクリックすると回答内容がNotionのページにちゃんと書き込まれました。

活用例②:創作ストーリーを作成する

それでは気を取り直しまして、次に個人的にメニューの中で気になっていた「創作ストーリー」の作成というのを使っていきたいと思います。

ストーリー考えてくれるってなんか凄すぎますよね。ChatGPTでもストーリー考えさせるって色々話題になっていた気がします。

ちょっとAIに指示した時のキャプチャを撮っておくのを忘れてしまったのですが、「デジタル世界に住む「デジ郎」のデジタル世界を救う冒険物語」というちょっとわけのわからない注文をしてみました。(笑)

そして結果がこちら。

NotionAI_創作ストーリー結果画像

おお!適当に思いつきで書いた「デジ郎の物語」が完成しました。(笑)

しかも、システム世界を守る「ガードロボット」、ラスボスである「ウイルス・キング」、そしてウイルス・キングのエネルギー源源「デジクリスタル」という設定が勝手に追加され話が出来上がっています。

これは結構すごいし、面白いですね!素直に感動しました。

ちょっとせっかくなので、選択肢の中に「長くする」というのがあるので、さらに冒険を続けさせてみましょう。

結果がこちら。

NotionAI_創作ストーリー長くする結果画像

凄い!長くなりましたね!(笑)

内容を見てみると、「ウイルス・キング」を倒しても自動的には「ガードロボット」が正常化せず、そのガードロボットを助ける編が追加された形になりました。なんかこれもありそうで面白い。(笑)

これは結構面白いですし、創作ストーリー機能はかなり遊べるんじゃないでしょうか。

活用例③:ブログ記事の執筆

ブログ記事の執筆

そして次に、こんな機能まで・・・。

NotionAIがブログ記事を執筆してくれるみたいです。このブログは僕がひたすらカタカタ書いてますが、「ブログはAIに任せるのが普通」って時代がもうすぐそこまでやってきているんですかね。

それでは、どのようなものか使っていってみましょう。

NotionAI_ブログ記事作成依頼画像

こんな記事を依頼してみました。「誰でも絶対にやめられる!おすすめの禁煙方法について」

あ、これは僕が禁煙しようとしているってわけではないですよ。既に禁煙して何年も経っております。

もと喫煙者ということもあり、禁煙の難しさも知っているので、AIが出してくれる記事のクオリティを厳しく評価できるかなと思ってこんなタイトルにしてみました。(笑)

結果はこちら。

NotionAI_ブログ記事作成結果画像

おー、ブログ記事ができていますね1つ1つのブロックの文章量的には少なめな感じですが、記事全体の流れやまとまりとしてはそれなりに出来上がっていますね。

そして肝心の禁煙記事の内容としては、禁煙のプロ(自称)からみると、ありがちな内容で結構浅い情報にとどまっているかなっていうレベルですね。

少なくともこれで「絶対に辞められる」はないかなという感じはします。(笑)

気になる料金は?NotionAIのフリープランでの利用制限

そんなこんな色々とNotionAIで遊んでいると・・・。

なんと請求のポップアップが表示されて、AI機能が使えなくなりました・・・。

Notion支払い画面画像

一定時間のリクエスト制限に引っかかったのかなとも思ったのですが、なにやらNotionのワークスペースごとにNotionAIの利用上限がもともと設定されているようですね。(全然気づかなかった)

左上のメニューから「設定」を開いてみると、無料のAIの応答をすべて使い切りましたとの表示がありました。

NotionAI_フリープランの利用枠表示画像

Notion公式の「AIの料金と使用制限について」は以下から確認することができます。
(サービス開始からまもないので、料金も変わるかもしれないのでリンクで失礼します・・。)

https://www.notion.so/ja-jp/help/ai-pricing-and-usage

もっといろいろと実験してみたかったのですが、今日はここまでで我慢しておくことにします。

(あとでよくよく調べてみましたが、無料の使用枠を使い切ると使用枠が復活したりすることはないようです。上記リンク内に記載がありました。)

数日後に再度Notionを開くとまたNotionAIが使用できるようになっていました。使用上限の正確な条件は分かりませんが、一定の期間を空けると使用枠が復活することがあるみたいですね。

NotionAIでできることまとめ

いかがだったでしょうか。

いやー、「NotionAI」結構すごいですね。自分一人ではできなかった作業の相談や細かい作業(雑用)をやってくれる相手がNotion上にいつでも待機してくれているって感じの感覚でしょうか。

AIのブレインストーミング機能も何かしらの企画だしなどのタイミングで活躍しそうですし、創作ストーリー機能なんかも考えるヒントとして使えそうなものばかりでした。

今回は初見で少しいじってみるということにとどまってしまいまいしたが、今後、利用枠の拡大も検討していきたいと思えるような結果でした!(個人的にはもう少し無料でいじりたかったですが・・・)

とりあえず、無料の利用枠もあるので、ぜひ皆さんも一度使ってみてはいかがでしょうか!

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