pingの読み方は「ピン」「ピング」どちらが一般的?エンジニアが抱える読み方問題

コードの画像 IT

どうも皆さん!気づけばIT業界に入って7年目なりました筆者のアイクスです!

プログラマーだったら、一度は遭遇したことがある、この単語なんて読むか問題」

IT業界には正直何と読むのが正しいのか、よくわからない単語がいっぱいあるんです。

業界内や特定の技術コミュニティでは一般的である単語について、

  • 読み方がわからなかったり
  • 多数派(正しいとされている読み方)とは違う読み方をしてしまったりしている

そのような場合は、勉強不足なプログラマーの烙印(らくいん)を押されてしまうなんてこともあり得るかもしれませんよ。コワイネー

個人的にはその会話の中で、伝えたい相手正しく伝われば、そこまで躍起になって気にしなくても良いと思うんですけどね。
しかし、この「なんて読むか問題」は結構面白いので、今回取り上げたいと思ったのも事実です。

今回はWindowsコマンドの「ping」です!

「ping」コマンドの読み方に悩んでいる方へ!
一般的な「ping」の読み方と筆者の見解についてまとめてみました。

「ping」とは

まずはそもそも「ping」って何なのって方もいると思うので、解説しておきます。

多くのプログラマー・SEの方も知ってはいるけど、当たり前に使っていてわざわざ調べたりもしない単語なのではないでしょうか。

かく言う僕自身、今まで「ping」に関してしっかり調べたことがないかも・・・。

ということで、この際だからちゃんと調べておきましょう!
とりあえず、まずはWikipediaではどのように説明されているのでしょうか。

ping(ピンまたはピング)はIPネットワークにおいて、ノードの到達性を確認するためのソフトウェアである。IPネットワークにおける基本的なツールの一つであり、組み込みネットワーク管理ソフトウェアを含む、ネットワーク機能が実装されているオペレーティングシステムのほとんどにおいて、何らかの形で用意されている。

ping – Wikipedia

おお・・・。なんか絶妙にわかりづらい・・・

上記の説明をみるとpingは「ソフトウェア」「ツール」とあります。

pingはツールの1つだったんですね。ネットワーク機能があるOSには基本的に「ping」と同じような機能が実装されているとあります。

今回はWindowsのコマンドプロンプトで使用する「ping」を想定しています。

コマンドの名称でもあり、ツールとも言えますね。

Windowsには皆さんご存じのコマンドプロンプトと呼ばれる黒い画面がありますが、そこで「ping」というコマンドを実行することができます。

色々説明がムズカシイよ・・・って方は、「ping」というコマンドがあるんだな〜ってくらいの理解で大丈夫です。

pingコマンドの使い方

pingコマンドは以下のように記述します。

ping 192.168.XXX.XXX

上記のように記述し、コマンドを実行すると今操作している端末から指定したIPアドレス(上記の例だと192.168.XXX.XXXの箇所)に到達できるか確認することができます。

まあ、コマンドの「ping」自体の詳しい解説は余力があれば、後日まとめたいと思います。(そのような日は一生訪れないかも)

ちなみにpingはIPアドレスだけではなく、ドメインを指定しても動作します。

試しにGoogleのトップページのドメイン(www.google.co.jp)を対象に実行してみましょう!
どのように返ってくるでしょうか。

pingの実行
応答があることから到達していることがわかる。

「142.251.42.131からの応答」として通信の状況が記載されていますね。

上記の結果から応答が返ってきているので「www.google.co.jp」に到達していることがわかりますね。

まあ、ブラウザでgoogleのページを開けるので到達可能ということです。

そしてウィキペディアの引用内で既に読み方出ちゃってましたね。

「ping」読み方は主に2つ「ピン」「ピング」だ

さすがウィキペディアといったところでしょうか。読み方も既に出てました。

読み方は「ピン」もしくは「ピング」です。

エンジニアの皆さんはどっち読み派でしょうか。

エンジニアやIT業界の方じゃなければ、特に発音したことがないという”どっちでもない”という派閥もいるとは思いますが、

大体皆さんどっちかで発音しています。

まあ、この2つ以外の読み方をしている猛者がいたらぜひ教えてください。
そしたら僕も是非第三の読み方をしようかな!・・・ぇ?

一般的な読み方は?

そして気になるのが多数派はどっちかということですよね。

完全に独断と偏見で今まで見てきたプログラマー、SEなどの同僚達を思い返すと・・・

う~ん、どっちだろう、かすかに「ピング」派が多かった気もします。
(そもそも発音する機会があまり多くないですが)

しかし、僕の経験上、SE時代は周りにあんまりシステムに強くないという人(営業の方など)も多かったため、見た通り「ピング」って読んでる人も多かったのかもなどと推測できます。

まあ、個人的には「ピング」って言われた方がコマンドのこと言ってるんだなって分かりやすいといえば分かりやすい気もします。

いきなりピンって言われたら「なんのピン??」ってなる可能性もあり得そうですよね。

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個人的には「ピン」派

さあ、さてこんなことを言っているワタクシはどのように発音しているかというとですが。

実は被ったことがないのですが「ピングー」派です。

「ピン」派です。

でも実は、IT業界に入りたての右も左もわからない新人の頃は「ピング」って発音してました。だって分かりやすいんだもん。

しかし、最近は「ピン」と発音しています。

個人的に「ピン」と読んでいる理由

そんな最初は「ピング」とも発音してたりしていた、僕が裏切って「ピン」と読み始めた理由を挙げておきましょう。

  1. 「ピング」より「ピン」の方が1文字少なくてスタイリッシュに感じる。
  2. 英単語の”ping”の発音は(日本人的感覚ですが)「ピン」としか聞こえない。

上記2点が個人的な理由ですね。まあ、要はそんなに深い理由はないってことです。

pingに関しては、基本的にはどちらの読み方をしていても、それについて大きく驚かれるってことはないと思います。
それよりももっと不自然な読み方が横行している単語がIT業界にはごろごろあるからです。

「width」とかは有名ですね。
なぜか「ワイズ」と呼んでいる人を何人も見てきました。なぜでしょう。不思議です。

読み方を使い分けるという方法

とはいっても、「ピン」という単語、会話の相手によってはやっぱりちょっと分かりづらい場合もあると思います。

そんなことを考えるとシーンや話している相手によって使い分けるのもありかなって思います。

想定されうるパターンは2つです。

  • プログラマ(もしくはSE)同士の会話
  • IT用語に詳しくない人との会話

ゴリゴリのプログラマ同士での会話であれば「ピン」でもなんでもOKだと思うので、
「you ピンで確認しちゃいなよ!」などど言っても良いと思われます。
↑の言い方は単純に引かれるかもしれませんが・・・

しかし、そんなにIT用語に詳しくない人との会話では「ピング」の方が分かりやすいですよね。
「ここにP・I・N・G ピングって打ってみて」などと言うと親切ですよね。
綴りと合わせて説明するときなど、「ピング」って言ってしまった方が分かりやすいとは思います。

やはり相手あっての会話、伝わってこその言葉なので正しさより相手が理解しやすいかというところに重点を置いても良いのではないでしょうか。

「ping」が会話で登場する場面

pingはシーンや相手によって使い分けたら良いかもよ、って良い感じのことを言ってみましたが、

pingを発音するシーンを具体的に考えてみましょう。

SEの同僚「じゃあ、一回 ping 打って疎通確認してみようよ」

エンジニア上司「それってそもそも ping で到達するか確認したの?」

これエンジニア同士で使うのがほとんどですよね。
大体は伝わるだろうからもうこれは好みで良いですやん。

しかも例の2つ目として挙げた「~到達するか確認したの?」的なセリフですが、
以前の職場(SE時代)の上司が言ってきそうなセリフだったばっかりに、

勝手に脳内再生されて・・・
ウッ・・・発作が・・・

自分で作っておいて・・・何してるんだ。
(ちなみにその上司は普段から機械のような人で、その人のアドバイスなどを聞いているとなんかふつふつとイラついてくることが多々ありました。)

まあ、今回はそんな思い出話は置いておきます。

「ping」の読み方 まとめ

  • pingの発音は「ピン」「ピング」です。基本的にどちらでもOK!
  • 筆者は現在「ピン」と読む派です。
  • 相手のことを考えて伝えてあげるのがスマートな大人の対応!!

そしてどちらを使った方が良いかという点では本当にどっちでも良いと思います。

なんかなげやりっぽく聞こえますが、どちらも間違いではなく、そしてpingと会話で出てくるような人たちであれば、どちらの読みでも通じるだろうから全然問題なしってことです。

そもそも英単語を日本語読みしている時点でこれが絶対に正しいってのはなかなか無いんですよね。

当たり前ですがIT業界には英単語が元となっている用語が多いので、読み方にバラつきが出てしまっているものが多くなってしまうのも仕方ないことなんですよね。

奥が深い問題ですね。また他の単語も取り上げていきたいと思います。
それでは、またの機会に!

ここまで読んでくれてありがとうございました!!

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